荷役事業の主な業務は「今日の出荷はどの順番が効率的かな？」とパズル 感覚で考えて行います。
1日で2,600トンもの鋼鈑を取扱いますので、クレーンに乗っている相棒 と連携して安全第一で出荷作業を行います。

出荷スタッフ

中部鋼鈑では需要家からの注文により月間何万トンもの大きさや厚み、種類の違う鋼鈑が作られます。出荷スタッフの仕事は作られた在庫の鋼鈑の中から指示書に従い、間違いなく鋼鈑を選び出すことから始まります。

そして単に作業をこなすだけでなく、「この後、下にある鋼鈑も出荷するのでこっちにこれらを全部移動させておいたほうが後の作業が楽だな」といった様にパズル感覚で考えて作業を行います。

クレーンオペレーター

出荷スタッフは天井クレーンを操作するクレーンオペレーターとペアで作業を行います。クレーンオペレーターは出荷スタッフの合図で、巨大磁石の付いたクレーンを操作して鋼鈑を持ち上げ、移動させたり出荷のためにトレーラーの荷台に乗せたりします。

鋼鈑はとても大きく重いので安全作業にはクレーンオペレーターと出荷スタッフのコンビネーションが大切です。

出荷全体管理

中部鋼鈑の鋼鈑は大きさや厚み、強度や品質などが異なる鋼鈑が需要家からの注文によって作られます。取引先も日本全国にあり多種多様となっています。

鋼鈑の在庫状況や生産状況、需要家からの出荷依頼や納期を確認して出荷業務の全体を管理していきます。担当者は複数の運送業者を担当し、関係部署との調整を行い、スムーズに出荷業務全体が流れることを管理する司令塔です。

出荷全体を見渡せる力、的確な指示を行える力、運送業者や出荷スタッフとのコミュニケーション能力が求められるポジションです。

スタッフ紹介

「安定した環境に惹かれ入社しました」

　私は入社11年目（48歳）で出荷スタッフの業務を行っています。シーケー物流に入社する前には同業の会社で働いていましたが、残業がとても多く家族に「そのうち体を壊すよ」と心配されたことと、子供が小学校に上がる頃でしたのでシーケー物流に転職しました。

シーケー物流を選んだ理由は安定した環境に惹かれたからです。休日の出勤もなく、残業も以前の会社の様に無いことから体調管理も十分できますし、しっかりと子供の成長を見られる生活となり満足しています。

出荷スタッフの業務は現在22歳のクレーンオペレーターが相棒です。社内全体の人間関係もとても良く、歳の離れた相棒のクレーンオペレーターとの相性もバッチリです。

シーケー物流の良いところ、覚悟して欲しいところを教えます

良いところ

土曜・日曜はきっちり休みですし、残業もあまり無いことからとても生活リズムが安定しています。定着率の良いことが働きやすい証です。上場企業のグループ会社ということで業績はとても安定していて心配はまったくありません。

社内はベテランが中心となっていますが、若手も含めて人間関係はとても良好です。1年に1回行われる社員旅行も大盛り上がりで、みんな楽しみにしています。

覚悟して欲しいこと

取扱うのがとても大きく重量のある鋼鈑ですから、手順や操作を誤れば事故につながりかねません。安全を確保するための確認と、基本操作の励行についてはとても厳しい職場です。ペアを組む出荷スタッフとクレーンオペレーターは常に声がけ、返事による安全確認をしっかり教え込まれます。巨大な鋼鈑を取扱いますが、実際の作業は操作指示とクレーン操作となりますので体に負担はありません。

出荷内容は毎日異なるので、効率的な手順を毎日考えなければなりません。効率の良い作業を要求されますが、単純な流れ作業ではなく考えたことが結果となって表れる業務です。手順を考えるのが楽しいといったクリエイティブな方にぴったりな職場です。