設備の特徴

当社の場所は自動車メーカーの本社や研究開発、生産拠点のほか、機械及び金属関連、電気、電子機械など多くのサプライヤー企業が数多くある西三河のすぐ隣の半田市にあります。

工業専用地域にある21,625m²の本社敷地において、隣接する西三河の企業様向けなどの危険物を貯蔵する営業倉庫を営んでおります。

敷地内には930m²の危険物屋内貯蔵所が5棟、991m²と936m²の高層危険物屋内貯蔵所が各1棟、荷捌きを行うための830m²の一般取扱所が1か所あります。

また危険物のコンテナによる輸出入貨物を取り扱うための保税蔵置場も設置されています。

危険物を保管するための屋内貯蔵所の設備としては、段積みができない危険物を効率よく保管するための移動ラック設備や、ある一定の温度帯にて保管するための定温保管設備があります。

危険物屋内貯蔵所にある155m²の温度管理された部屋は15°Cから25°C間の任意の温度帯で冷却して保管する部屋と、25°Cから30°C間の温度帯で加温して保管する部屋となっています。

温度管理する部屋は冷却保管を行う部屋が4部屋、冷暖設備にて年中ある一定の温度帯にて保管を行う部屋が7部屋、加温保管を行う部屋が1部屋となっています。

2棟ある移動ラックが設置された高層危険物屋内貯蔵所では、ヒートポンプ方式の室外機による冷暖の切り替えにより年間を通してある一定の温度帯にての保管が行われています。

高層危険物屋内貯蔵所の定温保管ができる移動ラックの部屋は255m²、310m²、544m²の3部屋となっていて、1400パレットの保管が可能となっています。

移動ラックによる保管

当社では段積みができないパレットに積載された危険物などの保管を効率的に行うために移動ラックを設置した倉庫があります。

移動ラックの棚の高さ間隔は変更できますので、お預かりする危険物の荷姿によって調整を行い最適な状況にて保管しております。

移動ラックが設置された倉庫での保管はロケーション管理がおこなわれていますので、最短時間による荷役作業が行われ、素早い入出庫作業が行われています。

高所の棚にても保管を行う移動ラックでの安全で正確な荷役作業を行うため、荷役で使用するフォークリフトにはモニターカメラや赤外線マーカーを搭載して安全作業を確保しております。