シーケー物流のCO2排出への取り組みについて
当社が営んでいます倉庫業は荷主から寄託を受けた危険物を保管する事業で、生産者と消費者を結ぶことにより物流業界の一部を支えております。
物流業界では輸送においてのCO2排出量を削減するためのモーダルシフトや、中、大型トラックのゼロエミッション車の採用などが次々と実施や導入が検討されています。
そのため物流の一部を担う当社としても貨物の流通に伴う環境負荷の低減を図るため、倉庫業ができることとしてCO2排出量を削減するための、フォークリフトの電動化に取り組んでいます。
現在当社にて保管をさせて頂いている危険物にはリチウムイオンバッテリーがあります。
リチウムイオンバッテリーの多くは環境にやさしいと言われている、走行中に排出ガスを削減するためのハイブリッド車やプラグインハイブリッド車、EV車、燃料電池車に搭載されていて、CO2排出削減に貢献しております。
当社に出来ることとして、まずはリチウムイオンバッテリー取扱時のCO2排出削減に取り組みました。
現在当社ではリチウムイオンバッテリーの更なる環境への貢献の一助になるべく、荷役を行うフォークリフトにつきましては全車バッテリー式フォークリフトへの切替えを実施しました。
ディーゼルエンジン式フォークリフトに比べてバッテリー式フォークリフトのCO2排出量は1/3程度と言われています。
この場合のバッテリー式フォークリフトのCO2 排出は電力使用に伴うもので、当社内でのバッテリー式フォークリフト作業でのCO2 排出はゼロとなります。
また、リチウムイオンバッテリー以外の化学工業製品の荷役に使用しています既存のディーゼルエンジン式フォークリフトにつきましても、環境負荷の低減を図るため順次バッテリー式フォークリフトへの切替えを行う計画となっています。
将来的には太陽光発電と蓄電システムの組み合わせにより、当社内で使用するバッテリー式フォークリフトに必要な電力の確保を行い、更なるCO2 削減に貢献していきたいと考えております。
シーケー物流は持続可能な社会の実現に貢献していきます。